調色について 裾野市 鈑金塗装
富士山の麓、裾野市で自動車の一般整備や車検、事故車修理をしておりますカーリペアーワタナベです。
今回は調色について少しお話してみようかなと思います*
修理するお車が入庫されると車自体の鈑金作業をまず始めるのですが、それと同時に塗装の準備も始めていきます。
鈑金作業が終わった時にそのままスムーズに塗装作業へと取り掛かれるように逆算してそろそろ調色始めよう!となるわけです。
「調色」と一言で表すのは簡単なのですが…
実はとっても奥が深い作業です。
塗料屋さんから仕上がっている色を購入するわけではなく、修理するお車の色に合わせて自社で作っていきます。
それぞれのお車にはカラーナンバーというものがあります。
例えば、以前作業させていただいたマークⅡブリットのカラーナンバーは「1C0」でした。
このように色見本を確認し見比べます。
同じカラーナンバーであっても実は何種類もあるのです。
その理由として生産時期や工場によってメーカー自体で使用されている塗料が違っていたり、配合が微妙に違っていたり…
それぞれの保管状態によっても色自体が変わってきてしまうんです。
一見同じ色に見えても ホントに1台1台色が違うのです。
実際どうやって調色していくのかというと塗料メーカーの色見本と見比べてその中でも一番近い色を見つけます。
まずはその色を作っていきます。
そこから現車の色とのズレを埋めていく感覚ですね。
そこはもう職人技であり、これまでの経験と知識をフル活用して必要な色を0.1g単位で足していきます。
1滴2滴を垂らしてはよく混ぜて試し塗り。
何度も何度も試し塗りをしては現車と比べていくのです。
なんだか赤みが足りないなーと思えば赤みを足します。
しかし赤みが強いなーと思ったとき、入れてしまった赤を減らすことはできません。
そんな時は違う色を使って赤みを減らします。
そんな作業の繰り返しが調色作業となります。
文章で表すだけでも気の遠くなるのですが、コレだーー!!と思う色ができた時の喜びは凄まじいですww
塗装作業では毎回この調色作業を繰り返しますので楽しんでばかりはいられません…
ですがお客様の大事な大事なお車をお預かりし作業させていただけることに日々感謝し今日も張り切って作業を進めさせていただきます*
いつもご利用ありがとうございます。
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